植物育成ライト MORSENとLED
スマート農業の観点から植物育成ライトMORSENとLEDについてご紹介します。
・Amazonで高評価が多く暖色、白色、赤色の3色展開している格安中国メーカー
販売ストアの説明によると
MORSEN会社は2009年7月に創立し、2000平方メートルの生産工場を有し、LED照明器具専門メーカー。お客さまにとって最適な商品を開発・製造して挑戦し続ける、世界各地のお客様に高品質の省エネLED照明器具をご提供...
保証については
LED植物育成ライトは正常な使用方法のもとで万一発生した故障については、壊れたのが分かる画像或いは動画提供し、LINEかメールかメッセージに連絡してください。弊社が責任を持っています。
植物がライトで育つ理由については
植物育成に必要な光は可視光線である赤色620-680nm(光合成を促す効果)と青色395-485nm(葉や実を大きく形成する効果)の光です。植物育成ライトで太陽光の代わりになり、植物の育成を促すことができるというわけです。
暖色ライトのアピールポイントまとめ
・全光スペクトルが380nm~800nm
・優れた放熱
・高品質ビーズ
・低消費電力
・低価格~
植物の成長段階ごとにワンポイントアドバイスもしています。
発芽段階
苗木/発芽の場合:植物の0.35m-0.45m上で、1日10〜12時間の照明をお勧めします。
成長段階
栄養期間:植物の上0.35m-0.5mで、1日10〜12時間照明することをお勧めします。
開花段階
開花期間:植物の0.3m-0.5m上で、1日12時間照明することをお勧めします。
産量段階
定期的に植物を観察し、植物のニーズに合わせて高さを調整します。
商品仕様
LED数量 :120pcs(102Pcs暖色+12Pcs赤+6Pcsブルー)
パワー :80w相当
照射角度 :120°
タイプ :E26(電源ケーブルソケットは別売り)
定格周波数:50-60Hz
定格電圧 :AC85-265V
ルーメン :4000-5000LM
PPFD/μmol:1283/10cm 721/20cm 469/30cm 320/40cm
Lx :59300/10cm 26152/20cm 19870/30cm 10069/40cm
LEDチップ:120個
使用寿命 :50,000時間
サイズ :120(高さ)*120mm(直径)
保証期限 :1年
販売価格 :2,507円~3,299円
・LED=発光ダイオード とは
近年話題の半導体のことで、Light Emitting Diodeの略称です。
電子エネルギーを直接、光に変換する方法の為、熱や運動の介在が不要で低消費電力、長寿命、明るい、軽い、小型化など多くのメリットがあります。
発光ダイオードは1962年に発明され、Wikipediaによると1970年代から普及している発光素子だが、当初は赤色や黄緑色といった、比較的波長の長い光しか出すことができなかった。その後、1990年代に青色LEDや純緑色LEDが発明されたことにより、光の三原色が揃い、一般的な照明に求められる白色の発色が可能となったため、照明としての応用が始まり、照明器具の主力光源となり、1993年には、NTT物性科学基礎研究所の松岡隆志によって開発された発光物質の窒化インジウムガリウムを使用した実用的な高輝度青LEDが日亜化学工業により製品化された。この発明によって中村修二が2014年に赤﨑勇、天野浩とともにノーベル物理学賞を受賞しました。
他にも専門的なメリットとして、衝撃に強く、点滅速度が速い、発光色を容易に変更できる、紫外線を出さないことから、寄ってこない虫類がいるなどがあります。
また、白熱灯に比べて80%、蛍光灯に比べて約30%消費電力が削減できるとされ、高額な商品価格についても消費電力の削減によって2 ~ 3年で回収できる事例や頻繁な交換作業がなくなることを考えると導入を後押ししてくれます。
LED要約注意点
・発熱が少ないが熱には弱いので高出力品では放熱性を考慮する
・LED化では旧型照明器具との組合わせで発煙、発火、感電、落下などの事故に注意
・直管型ランプ交換では照明器具とセットで使用が推薦され、メーカー保証に注意
・交換頻度が減る分、定期的に接続部などに異常がないか確認がおススメ
スマート農業の観点から植物育成ライトMORSENとLEDについてのご紹介でした。
#LED #発光ダイオード #半導体